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2013.11.28 軽トラ世界一決定戦 「GTCPハイゼット」エンジンブロー事件の真相②
2013年9月21日(土)、スパ西浦モーターパークで開催された「第2回軽トラ&箱バン世界一決定戦」。
GTCPハイゼット号は、決勝最終ラップでエンジンブロ~。
昨日に続き真相のお話しです。
何とかチェッカーを受けたGTCPハイゼット号。
NAクラス優勝を飾ったものの、メタルが逝って、エンジンがお亡くなりになってしまいました~(T▽T;)
行きは自走で行ったものの、帰り道は積車でドナドナ。
会社に戻ってDefiの油温、水温計のピークを確認してみると・・・。
何と水温は104℃、油温は134℃を記録!
正直なところ、水温はもっと行ってると思ってましたがw
ちなみにハイゼットのラジエターは運転席の真下に有り、導入風が当たりにくいレイアウト。
さらにエアコンのコンデンサが重ねて置いてあるという、最悪の状態w
その点DA63キャリイは、ラジエターがバンパーの直後にあり、エアコンのコンデンサも横にあるという優秀な?レイアウト。
しかしこれはダイハツも承知の上で、高速走行中もラジエターファン全開で冷やす様な設計思想でやっていると思われます。
ただ、104℃という温度はいずれにせよNGですがぁ・・・。
この対策としては、積極的に導風するパーツを作るのと、根本的にはやはり大容量ラジエターを作るしか無いでしょうな・・・。
そして問題は134℃という油温。
これは完全アウトですorz
今回メタルが逝った要因の一つはこの油温。
NAと言えども、ハード走行時にはオイルクーラーが必要であることが今回わかりました。
ちなみにサーキット走行のみならず、夏場の高速道路でもかなり怖い油温になっていることが想像出来ます・・・{( ▽|||)}
そしてエンジンが逝った最大の原因は、斜め置きされたエンジンレイアウト。
このお話しはまた明日ということで~。
~つづく~
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