キャリイのタコメーター配線にご注意！

2014.08.01 キャリイのタコメーター配線にご注意！

下の写真はキャリイＤＡ６３ＴのＥＣＵコネクターです。

これを見て「キャリイのＥＣＵ配線って、こんなに多かったっけ？」と思った貴方は、８型よりも古いキャリイにお乗りですねｗ

そう、８型まではピン数が２６Ｐ＋３４Ｐでしたが、９型からはこの写真のようにピン数が６０Ｐ＋６０Ｐになりました。

さて一般的にはＥＣＵの配線を見る機会はほとんど無いと思いますが、見ざるを得ないのが「タコメーター」の取付け作業時だと思います。

スズキは、伝統的に？エンジン回転数の配線色は「茶色」です。

左側のコネクターの最上段の、左から６番目に茶色の配線が見えると思いますが、これがエンジン回転信号のハーネスになります。

つまり、タコメーターを取り付ける際には、このハーネスから信号を取ることになります。

しかし、右側のコネクターに目をやると、こちらも右の方に茶色い配線が３本見えております。

実はこれがトラップだったりしますｗ

ちなみにこちらはインジェクターの信号線。

かなり前になりますが、当社にタコメーターの針の動きがおかしいと入庫したキャリイがありました。

どこかのショップさんで取り付けた海外製のタコメーターが付いていたのですが、やはり海外製はイマイチだということで、当社でＤｅｆｉ製に交換することになりました。

Ｄｅｆｉ製の取付けを行う際に全ての配線を見直してみると、な・な・なんと、タコメーターの配線が、インジェクター信号線につながっておりました～（>_<)

つまり、タコメーターはインジェクター噴射計と化していたのであります・・（爆）

皆様、タコメーターの配線を行う際には十分にご注意下さい！

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