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2015.03.02 キャリイDA63T 足回り交換作業~♪
先日になりますが、大阪より来社されたお客様のキャリイDA63Tに、当社の車高調キットタイプSを装着致しました。
(下の画像は足回り交換前の、純正サスペンション装着時の様子です。)
今回取付けたのは「アッパーマウントレス仕様」ですので、純正ショックのアッパーマウントを取り外して、車高調に付け替えなえればなりません。
本日はアッパーマウント付け替えの様子と、リヤ周りの作業を中心にご紹介します。
いきなりですが、フロントのショックASSYを取り外し、分解したところです。
これらのうち再使用するのは樹脂ベアリング(直径40mmほどの樹脂部品)から上のパーツになります。
車高調のアッパーシートの上に、樹脂ベアリングを載せて、
その上のパーツを外したのと逆の順に載せ、
センターナットを締付ければ、車高調の組立て完了です。
そしてASSYした車高調を車に取り付けて、フロントは完了です。
次いでリヤです。フロントに比べると少々大変かも知れませんが、特殊工具は不要なので根性があれば出来る作業ですw
まずリヤショックを外し、次いでホーシングの下にフロアジャッキを入れて軽く保持します。
次に、リーフとホーシングを締結しているUボルト2本とリヤバンプラバーを外します。
下の画像は外したリヤバンプラバーと、Uボルトです。
次に、シャックルを外します。
シャックルが外れたら、リーフ前側を固定しているボルトナットを外します。
これでリーフが外れます。
下の画像、反りが大きい方が純正リーフ、まっすぐな方が当社のダウンリーフです。
また、下の画像は純正バンプラバーと、当社のソフトバンプラバーです。
リヤソフトバンプラバーは地味ではありますが、車高ダウン時のリヤの突き上げを防止するにはかなり有効なパーツです。
装着するとこんな感じです。
リヤ周りの取付けは、取り外した時の逆の順番で行えばOKです。
ワンポイントアドバイスですが、リーフスプリングの交換は、必ず片側が完了してから反対側を作業して下さい。
両側同時に外すと、ホーシングが落下します!
そして足回り交換が終了したら、お決まりのトーイン調整を行って下さい。
キャリイDA63Tは、車高を5cm下げるとトーアウト方向に10mm以上開いてしまいますので、トーイン調整を行わないと、あっと言う間にフロントタイヤが片減りしてしまいます。
さて、ではお決まりのビフォー、アフターを見てみましょう。(ビフォーの撮影を斜めの場所で行ったので、元の車高が本来よりも低めに写っています・・(>_<)
ビフォー(前側)
アフター(前側)
ビフォー(横側)
アフター(横側)
ビフォー(後側)
アフター(後側)
車高調装着後のお客様の感想ですが、「高速道路での安定性が抜群になりました」とのことでした。
車高調は見た目が恰好良くなるのはもちろんですが、安全・安心も手に入れることが出来るのも嬉しいポイントですね♪
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