キャリイ（ＤＡ１６Ｔ）のＦｒスタビ追加とキャンバー角３°は どれだけタイムアップに貢献したのか？①

2015.06.24 キャリイ（ＤＡ１６Ｔ）のＦｒスタビ追加とキャンバー角３°は　どれだけタイムアップに貢献したのか？①

先日開催された「Ｋトラワールドシリーズ2015　Rd.2」にエントリーした当社デモカーのキャリイ（ＤＡ１６Ｔ）。

Ｒｄ．１のＭＬ鈴鹿で、他の（変態的に速い）マシンたちに大差を付けられたため、今回は何か対策をしていこうと考えておりました・・・。

そこで行った対策が、

①Ｆｒスタビライザーの追加

従来から発売していたキャリイ（ＤＡ１６Ｔ）用フロントスタビライザーセットは、純正ショックまたは当社の純正形状強化ショックにしか、取付けが出来ませんでした。

これを当社の車高調タイプＺに装着出来るように試作ブラケットを製作しまして、今回スタビの取付けが実現しました。

②ネガキャンバー角を３°付ける

これは当社の車高調タイプＺであれば、ナックル取付部の下側の穴が２ヵ所開いておりまして、この穴位置を変えることでネガキャンバーが３°付きます。

では何故前回の鈴鹿ではキャンバーが付いていなかったのかというと、デモカーに付いていた車高調は試作品だったため、取付穴が１つしか開いていなかった（標準キャンバーした選べなかった）のあります。

で、今回は晴れて量産品を装着しましたので、キャンバーが３°付いたという訳でした。

③リヤの車高を１５ｍｍ下げる

これは元々装着してあった、車高調整式シャックルの取付穴位置を２段階ずらしただけです。

フロントの車高は変えなかったため、おかげさまで少し後ろ下がりの格好悪いスタイルになっちゃいましたが・・・。

では、これらの対策がどれだけタイムアップに貢献したのか考察してみましょう。

～　第２話につづく　～

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