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キャリイ(DA63T) 駆動系(ミッション、クラッチ、フライホイール) 駆動系(LSD)

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2015.10.15 キャリイ(DA63T)デモカーのLSDをオーバーホール その2

当社のキャリイターボ(DA63T)デモカーのLSDオーバーホール第2話です。


前回のブログでは、LSD本体をバラしてプレートを全て出すところまでを紹介しましたので、その続きになります。


前回もご紹介しましたが、使用しているLSDは「クスコのタイプRS 1.5way」で、このLSDには14枚のプレートが入っています。


P1030020.jpg


一番外側のプレートには爪が付いておりませんが、それらを除く12枚には内側又は外側に爪が付いています。


新品の内爪プレートの厚さは約1.8mm、外爪プレートの厚さは約1.2mmと、何故か内爪プレートの方が分厚くなっています・・。


P1030021.jpg


イニシャルトルクの低下というのは、このプレートが摩耗して薄くなるという事と考えればわかり易いですね。


よってオーバーホールでイニシャルトルクを復活させるには、プレートを新品交換して分厚くしてやれば良いのです。


クスコからは、オーバーホール用に内爪プレートは1.8mmと2.1mmが、外爪プレートは1.2mm、1.3mm、1.4mmが販売されており、金額は1枚1500円程度です。


どのプレートをどれくらい分厚くすれば、どれくらいイニシャルトルクが上がるのかは、各ショップさんの持っている企業秘密とも言えますのでこのブログでの公開は控えておきますが、摩耗があまり進んでいないのであれば全てのプレートを交換するようなことはありません。


ちなみに新品時のイニシャルトルクは約3Kg・mですが、正直言いまして走りメインで考えている人には物足りない効きだと感じます。


そんなこんなで今回は、イニシャルを約10Kg・mに設定しましたが、これは正直申しましてかなり強めの数値です!


P1030014.jpg


さて、以前にも秘密テクニックをご披露しましたが、内爪と外爪は必ず交互になるように組んだ方がロック率は上がります。


具体的に言うと、5枚目と6枚目、9枚目と10枚目は順番を入れ替えて組み上げた方が効きは良くなりますので、これは是非実践することをお奨めします。(ショップさんが知らなかったら、そっと耳元でつぶやいてあげて下さいw)


P1030025.jpg


さて、今週末10月18日(日)は、奈良県の名阪スポーツランドでKCテクニカさん主催の「K-CARミーティングジムカーナ」があり、当社のキャリイ(DA63T)ターボで参戦してきます。


IMGP3671.jpg


今回オーバーホールしたLSDを装着しましたので、ここで10KのLSDがどの程度効くのか、検証して来たいと思いま~す!

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