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2015.11.26 キャリイ(DA63T)の中古車を買うなら何型が良いのか?②
前回、「キャリイ(DA63T)の中古車を買うなら何型が良いのか?①」では、ファイナルギヤと触媒レスの切り口から、何型にはどういった特徴があるのかを説明致しました。
第2回となる本日は、別の切り口から解説したいと思います。
■ECU
DA63Tはモデル(マイチェン)ごとにECUの品番が変わっているのですが、決定的な変更があったのは9型からです。
初期~8型までのECUは、下の写真の様に小ぶりでやや厚みのある筐体です。
ピン数は26P+34Pとなっています。
これが9型からは、下の写真の様にやや大きめで薄い筐体となっています。
ピン数は60P+60Pと、処理能力が向上している香りがプンプンです。
9型以降のECUは処理能力がかなり高くなり、これまで行っていなかった様な制御も多々行うようになりました。(前回お話しした、触媒が取れなくなったのもその一例です)
チューニングの観点からすると、お利口なECUは全く余計なお世話ですね。
■レブリミッター
初期~8型までは7800rpmでレブリミッターが効いておりました。
しかし9型からは何故か7200rpmでレブが効いてしまいます。
元々高回転まで回しても伸びないエンジンでしたが、サーキット走行をするとなると、やはり高回転まで回ってくれた方が、ギヤの選択肢の面ではかなり有利なことは間違いありません。
ちなみに新型キャリイ(DA16T)もレブリミッターは7200rpmで、油断するとすぐにレブっちゃいます(>_<)
■スピードリミッター
何を隠そう、キャリイDA63Tの初期型~8型までは、スピードリミッターが付いていません!
理由としてはおそらく、スピードリミッターが効くところまで速度が出ないからw
しかし、9型からは何故か135Kmでスピードリミッターが効きます。
でもNAエンジンだとそこまでは絶対に出ませんけどね~。
ターボ車で135Km以上出す予定の有る方は、8型までの方が良いかも知れません。
では長くなってきたので、続きは③で!
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