5400rpmでレブリミッターが効くとはこれいかに！？

2015.12.04 5400rpmでレブリミッターが効くとはこれいかに！？

年に一度くらいのペースですが、「私のキャリイ（ＤＡ６３Ｔ）は5400rpmでレブリミッターが効いてしまうのですが、どうしてなんでしょう？」といった質問が参ります。

ちなみに回転数が5400rpmとおっしゃるのは、DA63Tの9型か10型にお乗りのお客様。

正常であれば7200rpmまで回るはずですから、やはりどこかおかしいことになります。

ちなみにＤＡ６３Ｔの初期～８型や、ハイゼット系でも、5000rpm付近でリミッターが効いてしまう方が時々おられますが同じ現象です。

皆さん、原因がわかりますでしょうか？

答えは「タコメーターの気筒数設定を間違えている」からです。

昔のオオモリメーターなどは、この様にメーターの裏側に気筒数を選択するスイッチが付いていたので、視覚的にわかりやすかったですね。

しかし、最近の電子式メーターはコントローラーのボタンを押して、気筒数を選んでやらないといけません。

電子式メーターの初期設定は４気筒になっていることが多いです。

このままキャリイで使用しますと、

７２００÷４×３＝５４００

ということで、実際にエンジンは7200rpmまで回っているにもかかわらず、タコメーターの針は5400を指してしまうのであります。

アイドリング回転も実際の4分の3の回転数を指しますから、600rpm付近と低血圧な状態になってしまいますねｗ

もしもこのような疑問を抱えているまま乗っている方がおられましたら、取説を出して来て、気筒数設定を行ってみて下さい。

5400rpmまでしか回らなかったエンジンが7200rpmまで回るようになり、得した気分になること間違いなしですｗｗｗ

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