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2016.01.20 ハイゼットトラック(S500P/S510P)のフロントショックで 底突きを考える①
よく「フロントショックが底突きする!」といったセリフを耳にしますが、良くわかっていない方がいらっしゃるので、今回はそのお話しをしましょう。
こちら、先日当社のデモカーに仲間入りしましたハイゼットトラック(S500P/S510P)の純正ストラット(フロントショック&スプリング)ASSYになります。
さっそく解体ショーですw
ではここで、純正フロントショックのストロークを測定してみましょう。
ショックのロッドの根本にタイラップを巻きます。
そしてロッドを目一杯縮めます。
ロッドが伸びたところでタイラップから根本までの距離を測定すれば、純正ショックのストロークがわかります。
約113mm有りました。
フロントショックのロッドが、この113mmの範囲内でスムーズに動いていれば底突きは起きません。
しかし実際には下の画像の様にバンプラバーが装着されますから、113mm全てを使いこなすことは不可能です。
さて、いわゆる「底突き」とはどういった状態を言うのでしょうか?
答えはショックがそれ以上縮まなくなり、路面からの衝撃を吸収出来なくなった状態です。
ビジュアルで説明しますと、ショックのロッドが下の画像の様になった状態です。(※見えやすい様にスプリングは外してあります)
こうなると、路面からの衝撃がモロに脳ミソに来ることになります。
そしてドリンクホルダーの缶コーヒーは、フロントウインドウ一杯に飛び散ることでしょうw
では、ダウンスプリングを装着すると、何故この状態になるのか?
続きは第2話で。
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