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キャリイ(DA16T) エンジン ハイゼットトラック(S500P/510P) 技術 電気系
2016.02.17 キャリイ(DA16T)&ハイゼット(S500P/510P)の アクセルレスポンスの悪さをデータで考察
従来、車のアクセルペダルとエンジンのスロットルは、ワイヤーで結ばれていました。
このためドライバーが踏んだ通りにスロットルが動きますから、ドライバーの意の通りのエンジンレスポンスが得られておりました。
しかし最近の車と来たらこのワイヤーが無く、アクセルペダルに付いたセンサーでアクセルの動きを読み取り、電気信号でスロットルに付いたアクチュエーター(モーター)を動かしてスロットルを開閉しております。
いわゆる電子スロットル(電スロ)です。
そしてキャリイやハイゼットも、新型(DA16T、500P/S510P)からはこの電スロが採用されております。
さて、過去のブログにも何度か書きましたが、電スロはレスポンスがとても悪く感じます。
果たしてこれは、気のせいなのか?、本当にそうなのか?、データロガー(電気信号を記録する装置)を装着して、考察してみました。
まずこれは取得した生データです。
黄色い線がアクセル開度、水色の線がスロットル開度になります。
左側の立ち上がる部分を拡大してみます。
ちなみに、左側の低い部分がアクセル全閉状態で、右側の高い部分はアクセル全開状態で、時間的には写真に書いた通りに約0.7秒間の出来事です。
0.3秒目あたりに着目してみると、実際にアクセルを踏んだ量に対して、その60%くらいしかスロットルが開いておりません(>_<)
そしてこの開度の低さは、下の写真の矢印で差した領域全てに効いて来ますから、かなりの違和感(加速しね~なぁ、コノヤロウ!っていう感覚)を受けることになるのです。
ということで、レスポンスの悪さは気のせいではなく、実際に発生しているということが証明されました。
これを根本的に対策、改善するには、プログラムされているECUを書き換えるしか手はありません・・・。
難しい課題ではありますが、チャレンジしてみますかね・・・(^_^;)
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