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ハイゼットトラック(S500P/510P) 外装 技術

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2016.02.19 ハイゼットトラック(S500P/S510P)フロント牽引フックを例に 試作の進め方を紹介♪

現在、新型ハイゼットトラック(S500P/S510P)のフロント牽引フックの試作を進めております。


非常にシンプルなパーツですので、今回の機会をとらえまして、試作の進め方をご紹介したいと思います。


新型キャリイはフロント牽引フックをとりつけられる場所が全く見当たらず、大変な苦労をしたのですが、新型ハイゼットの場合はココに付けて下さいという場所がございますw


P1070741.jpg


構造をイメージしながら、まずはその取り付け場所の採寸を行います。


P1070742.jpg


角度の測定も行います。


P1070744.jpg


部品概要図をスケッチしながら、各部の測定寸法を入れて行き、徐々に形にしていきます。


P10707341.jpg


概要図が完成したら、CADで図面化します。


P10707381.jpg


図面が完成したら、一度紙モデルを作成してみます。


P1070733.jpg


紙モデルができたら実車に当ててみて、異常が無いか確認します。


P1070745.jpg


先端の実物牽引フックを付けてみて、はい完成!


P1070747.jpg


下からみると、こんな感じですw


P1070749.jpg


紙モデルで大まかな確認が取れましたので、いよいよ製品と同じスチール材での1次試作品の発注となります。


非常に原始的なやり方ですが、このステップを踏むことで寸法精度はかなり高くなります。


あとは1次試作品を装着してみて、実際の強度的なものであったり、ミリ単位での寸法修正を検討し、必要に応じてですが2次試作品を作ることも多々あります。


「GT CARプロデュースさんの製品は精度が高いですね」と言われることがありますが、CADで寸法を追いながら設計し、この様な試作を繰り返しているので、おのずとそういう結果になるのではないかと思います。


1次試作品が出来たら、またご紹介しま~す!

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