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2016.04.15 キャリイ(DA16T)はどこまで車高を下げられるのか?
本日は静岡県内からお越しのお客様のキャリイ(DA16T)に、当社の車高調キットタイプZ(forストリート)を装着致しました。
DA16Tは他車種と比較すると、フロントフェンダー内のクリアランスがとても狭くなっています。
このため、外径の大きなタイヤ(165/50R15(外径約546mm))を装着すると、インナーフェンダーの上部と前部にタイヤが干渉することがあります。
ちなみにフェンダー内上部の干渉箇所はココです。
弊社の車高調を装着している場合、一つの目安となるダウン量が40mmダウンで、ここまでであれば通常の街乗りでは上部に干渉することはありません。
がしかし、少し高めの速度で大きなギャップに入った時には干渉する場合があります。
よって、50mm、60mmとさらに車高を下げるとなると、タイヤがインナーフェンダーに擦りまくりということになります。
また、前部はステアリングを少し切った時に、この箇所にタイヤが干渉します。
ローダウンした状態で165/50R15を装着した場合、この箇所の干渉は避けて通れません。
これを防止するには、外径の小さなタイヤ(155/55R14(外径約526mm))を装着するか、インナーフェンダーを叩いて凹ますしか手は無いでしょう。
外径の小さなタイヤは上部にもクリアランスが広がりますので、ギャップを走行した際にも上部に擦りにくくなるメリットも有ります。
DA16Tは前後40mmダウンだと、こんな雰囲気となります。
どうしてもフロントを50mm、60mm下げたいという人は、
①タイヤがインナーフェンダーに干渉するのを覚悟の上で乗る
②インナーフェンダーを板金して凹ませる
③硬いスプリングを使用してストローク量を減らす
のいずれかを選択すれば、乗ることは可能です。
ちなみに弊社のデモカーはフロント車高50mmダウン、165/50R15を装着していますが、12Kgのスプリングを使用しておりますのでインナーフェンダー上部には全く擦りません。(③の手法を選択)
これからキャリイ(DA16T)をローダンさせたい方、既にローダウンして上部が擦っている方はご参考まで!
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