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キャリイ（ＤＡ６３Ｔ） 駆動系（ミッション、クラッチ、フライホイール）
2016.07.16 キャリイ（ＤＡ６３Ｔ） 強化クラッチ取付け！
本日はお客様のキャリイ（ＤＡ６３Ｔ ９型）に、当社の強化クラッチを取り付けました。
強化品でなくとも、走行距離が増えて来た車両は、そろそろクラッチの交換時期だという方もいらっしゃるでしょう。
本日はクラッチ交換作業の概要をご紹介します。（正しい手順は必ず整備書でご確認下さい）
まずはペラシャのデフ側を外します。
ペラシャをミッションから抜きます。この時ミッションオイルが出て来ますので、何かでフタをしておいた方が良いです。（当社では不要なペラシャをカットした物を差しておきます）
スターターを外します。
ミッションに入っているハーネス類のコネクターを外します。
シフトワイヤーをブラケットごと外します。
エンジンとミッションを締結しているボルトナットを外します。
エンジンとミッションを締結しているボルトナットはこれだけ有りますので、一つでも忘れていると外れません。
ミッション後ろ上にあるミッションマウントのボルトを外して、ミッションをエンジンから取り外します。
エンジン側にクラッチが現れます。
ので、固定しているボルト６本を外せばクラッチカバー、そしてディスクが外れます。
こちら、クラッチが外れて現れたフライホイールですが、これは取り外しません。
さて、クラッチ交換の時についでにやっておきたいのが、クラッチレリーズベアリングの新品交換です。
３０００円ちょいの物ですので、出来れば同時交換がオススメです。
今回は新品交換しまして、周辺パーツを清掃＆グリスアップしました。
さて、組み立てはバラシの逆に行えば良いのですが、重要なポイントがクラッチのセンター出しです。
ここでセンターを出していないと、ミッションのドッキングが半永久的に出来ませんｗ
時間はスムーズに進めば２時間ほどで出来ます。
やや根性の要る作業ではありますが、足回りの交換くらい出来る様な方は、是非チャレンジしてみて下さい！
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