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キャリイ(DA63T) 駆動系(ミッション、クラッチ、フライホイール)
2016.08.12 キャリイ(DA63T) 純正クラッチでもいろんな種類が!?
最近当社ではキャリイのクラッチ交換ブームとなっておりまして、本日はキャリイ(DA63T)の純正クラッチ交換を行いました。
ミッションを外す作業は、最近頻繁に紹介しておりますので本日は割愛して、クラッチカバーを取り外すところからご紹介します。
クラッチカバーをエンジンから外す際は、フライホイール外周のギヤ部にSSTを掛け、クラッチが回らない様にしてから行います。
カバーを固定する6本のボルトを取り外すと、クラッチカバー&ディスクが外れます。
そして外した純正クラッチカバー(左)と、新品純正クラッチカバー(右)を比べてみると、レリーズの数が全く違うことに気が付きます。
同じく外した純正ディスク(左)と、新品純正ディスク(右)を比べると、ダンパースプリングの数やスリットの数が全く違います。
どうやら新車状態では海外製部品が、補修用には国産部品が使われている様ですね。
さて、今日は組み付け時のポイントを少々ご紹介します。
クラッチディスクをエンジンに取付ける際には、この様なセンタリングSSTが必要となります。
これをディスクのセンターに差し込み、
それを丸ごと、フライホイールの中心(パイロットベアリング)目指して差し込んで、
ディスクをセンタリングしないと、ミッションは永遠にドッキング出来ません。
ドッキングはミッションジャッキに載せて高さを合わせて行いますが、ジャッキが無い場合は力持ちの友人が一人いれば代用可能ですw
ミッションのインプットシャフトをクラッチセンターに差し込みますが、スプラインが合っていないとエンジンとミッションの隙間が、この位(30mmくらい)の所で止まってしまいます。
こうなった場合は一旦ミッションをエンジンから切り離して、クランクプーリーのセンターボルトにラチェットレンチを掛けて、
クランクを少し(5°~10°)だけ回してから再チャレンジします。
それを何度か繰り返していると、やがてクラッチとインプットシャフトのスプラインが合うので、
そうすると簡単にドッキングが出来ます。
スプラインが合うと、このへんの位置まで簡単に入ります。
メカの心得の有る人であれば、クラッチ交換は出来ない作業では無いと思いますので、ぜひ一度チャレンジしてみて下さい!
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