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2017.01.19 LLCリザーバータンクの内側が茶色く汚れていたら・・・
キャリイ(DA63T)のクーラントのリザーバータンクは、ボンネットを開けて左ヘッドライト脇にあります。(緑のキャップがそれです)
LLCのレベルは、この様にフロントグリルの隙間から見ることが出来ます。
LLCのレベルがはっきわかる場合は良いのですが、タンク内側が汚れて来ていてレベルがよくわからない場合は要注意です。
DA63Tのラジエターホースの後方は、この様なスチール製のパイプにつながっています。
車両に取り付いた状態だとよくわかりませんね・・。単品で見るとこういう部品です。
新車から10年以上経ったDA63Tの多くはこのパイプの内側が錆び、LLCに錆が混ざって茶色くなってきます。
DA63Tの水パイプは錆びやすいので、減価低減のためにメッキを薄くしているのかも知れません・・w
汚れたLLCを使用し続けていると、リザーバータンクの内側に茶色い錆成分が付着して、レベルが見えなくなってきます。
さらに悪いことにラジエターの内側に錆成分が蓄積してくると、放熱効率が下がり、ただでさえ水温が高いところに輪をかけて水温が上がることにもなるのです。
LLCを車検ごとに交換していれば最高のコンディションンをキープ出来ていることになりますが、長らくLLCを交換していない人は一度チェックしてみて下さい。
ちなみにパイプの中が完全に錆びていた場合は、LLCを交換してもまたすぐに茶色くなって来ます。
ちなみにこの水パイプ、新品で買うと10,000円ほどします・・・orz
DA63Tに関してはまめにLLCを交換するか、定期的に水パイプを交換するかした方が良さそうですね・・・。
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