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2018.03.07 キャリイ(DA16T)にLSD装着!
本日はキャリイ(DA16T)にLSDを装着しました。
この車にピンと来た方もいらっしゃるかも知れませんが、昨年の軽トラワールドシリーズのNAビギナークラスのチャンピオンマシンになります。
NAビギナークラスは改造範囲が最も制限されたクラスで、LSDの装着が禁止されているのですが、今年はクラスをステップアップするということでLSDの装着となりました。
LSDの装着作業は何度か書いていますが、本日はデフ本体の作業をメインにご紹介して行きましょう。
プロペラシャフトをデフから外します。ペラシャをミッションから抜くと、ミッションオイルが垂れて来ますので、こうやって吊っておきます。
かなり中略ですが、スライディングハンバーを使用してドラシャを抜きます。
デフキャリアをホーシングから外しますが、パッキンで密着しているので、オイルパンカッターなどを使用して分離させます。
ようやくデフがキャリアごと外れました。
キャリアからデフ単体を外すため、ベアリングキャップを外します。
こちらはベアリングキャップです。
デフ単品になったら、ファイナルリングギヤを外します。
続いてLSDに新品のサイドベアリングを圧入します。
ちなみに事前にLSDはイニシャルトルクアップの作業を完了済みですが、その作業は今回は割愛します。
LSDにリングギヤを取付けます。
LSDをデフキャリアに組み付けます。
バックラッシュを測定します。
今回はバックラッシュが規定値から外れていましたので、シムを変更して調整します。
ちなみにこれがシム単体です。
元のシムの厚みを測定して、どれくらいのシムに変更すれば良いか計算します。
シムは純正部品で、0.05mm単位で14種類ほど設定がありますが、在庫を持っていないとここで作業がストップします(>_<)
当社ではLSDを装着する全てのお客様に日帰りしていただけるよう、全種類のシムを在庫で持っております。(※キャリイのみ。ハイゼットは現状ごめんなさいですが、近いうちに揃えるよう努力します・・・)
バックラッシュの調整が終了したら、車両に取付けます。
組み立ては、ばらしの逆に行えばOKです。
デフオイルを注入して、完成です。
LSDの装着作業は約4~5時間かかりますが、日帰り可能です。
工賃はイニシャルアップをしない場合30,000円(税別)で、イニシャルアップをする場合はプラス6,000円(税別)かかります。(工賃は'18年3月現在の金額)
LSD本体もメーカー在庫が無いことが多いので、取付けを検討されている方はお早目に予約を入れていただくようお願い致しますm(__)m
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