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2020.01.26 軽キャンパーの高速でトラックに追い越された際のフラツキを防止!
本日はステージ21の軽キャンパー『リゾートデュオ バンビーノジュニア』にお乗りのお客様がいらっしゃいました。ベース車両はハイゼットトラック(S510P)の4AT車になります。
今回のお客様のご要望はズバリ1点で「高速道路でトラックに追い越された際のフラツキが怖いので、それを改善したい」とのことでした。
軽キャンパーはキャビンの重量が300Kg~500kgほどあり、車両総重量がかなり重たくなっています(オプションが増えればさらに重くなっています)が、足回りは基本的にノーマルのままとなっています。
ノーマルスプリングもノーマルショックアブソーバーも重量増に見合っていない(柔らかすぎる)ために、横方向も前後方向も動きが大きくまたフラフラが収まらず、船の様に大きく揺れる挙動が出てしまいます。
横方向のロールを抑えるのであればスタビライザーが非常に効果的ですが、前後方向の揺れもトータルで抑えたいとなると、ショックアブソーバーとスプリングを強化するのが望ましいです。
今回はお客様とお話しをして相談した上で、サスペンションキットforキャンパーを装着して足回りの強化を図ることにいたしました。
では作業の概要をご紹介しましょう。
まずこちらは純正のフロントスプリングとショックアブソーバーです。
これを車両から取り外して、分解するとこのようになります。
ちなみに下の写真の真ん中にある大きなゴムの部品が、アッパーマウントと呼ばれるパーツになります。
商品選択の欄に「アッパーマウント無し」とある場合は、これらの部品を元の純正の足回りから取り外して再使用する必要があります。
元の純正スプリングとショックアブソーバーをアッセンブリーの状態で保管しておきたい方は、「アッパーマウント付属仕様」を選択下さい。キットに新品のアッパーマウントが付属するのでそれを使用します。
車両に取り付きました。
そしてこちらは取り外したリヤの純正ショックアブソーバーと、製品のショックアブソーバーです。
拡大写真を見ると良くわかりますが、製品ショックアブソーバーの方が径が太くなっており、その分余裕を持った作動が出来るために、純正品よりも耐久性は高いと言えます。
そしてリヤの場合は付属のダイヤルを回すと減衰力が14段階に(フロントは20段階に)調整出来ますので、装備品やお好みで乗り心地の硬さを変えることが可能です。
サスペンションキットの装着が終わったら、最後にトーイン調整を行って作業完了となります。これをちゃんとやらないと、タイヤが偏摩耗したり高速道路で真っすぐ走らなくなったりしますので要注意です!
これで左右方向のロールや揺れ戻し、さらに前後方向のピッチも減りますのでブレーキング時にフロントが大きく沈み込む現象も抑えることが出来ます。
これからは、さらに安全安心な旅を続けていただけると思います♪
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