Blog 社長ブログ
2021.01.20 軽トラ・軽バンのLSD装着作業を敬遠するお店が多いのは何故でしょう?
今シーズンは寒波が来る回数が多く例年よりも積雪が多いせいか、LSDの問合せが増えております。
当社では、キャリイ、エブリイ、ハイゼットに車種を限定しますが、LSDの取付け作業を行っておりまして、このたびは現行エブリイ(DA17V)に装着作業を行いました。
上記の3車種について当社では普通に作業を行っておりますが、多方面から話を聞くところによると、これらの車種へのLSDの組付けを嫌がるショップさん・整備工場さんが多いようです。
よく聞く理由は「軽トラのLSD装着作業なんてやったことがないから」とか「作業が面倒だから」というものです。
いつも作業を行っている当社としては普通の作業なんですけど・・(笑)
では普通のスポーツFR車と比べて、どのあたりが面倒なのか、作業を見ながら考えてみましょう。
まずリヤドラムブレーキのドラムを外さないといけませんが、ディスクブレーキの車両から見るとこの作業は既に面倒です(笑)
そして一番の難関は、ホーシング構造がゆえにドライブシャフトをスライディングハンマーでどついて抜き取る作業でしょうか。
多くのスポーツカーに採用されている左右独立サスペンションの場合は、デフのすぐ横のフランジのボルトを外すことでドラシャの縁が切れますから、やっぱりこの作業は大変であることには違いありません。
また、スライディングハンマーでドラシャを抜く場合、ブレーキドラムをホーシングに固定しているボルト(またはナット)を外さないとなりませんし、ドラムブレーキに入るブレーキチューブも外しておかないといけませんので、ブレーキフルードが抜けてしまう(エア抜きが必要)という面倒さも伴います。
下の画像のようにデフキャリアが外れてしまえば、ここからはどの車種も大差無いと思います。
あとはきっちりバックラッシュを取ってやるのも、全車種共通の作業です。
さて、今回のお客様のエブリイは2WDです。
が、お仕事で雪道を走行しなければならない場面が出てくるそうで、走破性を向上させるためにLSDを装着致しました。
純正オープンデフの2WDの場合、雪道などでリヤタイヤの片輪が空転を始めると、空転しているタイヤばかりが回り続けて一向に前に進んで行きませんが、LSDを装着すると両輪に駆動がかかりますので、ぐいぐいと前に進んで行けます。
また安全な雪の広場があれば、見事な360度ターンやドリフトごっこも出来ますので、そちらで楽しみたい方にもLSDはオススメです。
LSDの装着作業は4~5時間で終了しますので日帰り可能です。興味が有る方は、メールか電話でどうぞお問合せ下さい。
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