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2023.12.14 リヤスタビのDIYはやや難易度高し
「軽トラ用リヤスタビライザーの取り付けは自分で出来るでしょうか?」といったご質問を時々いただきますが、意外と難易度が高いので注意が必要です。
先日、キャリイのリヤスタビライザー取付け作業がございましたので、その様子をご紹介しながら「どこが難しいのか?」を簡単にお話しします。
まずはスタビライザーバーをマウントするベースプレートをホーシングに取り付けます。この作業はナットが取り付く部分がせまくて大変ですが、そう問題ではありません。
続いてシャックルを取り外さなければなりませんが、この作業が少々やっかいです。
まずは外側のナットを外し、
外側のシャックルプーレートを取り外します。
続いて内側のシャックルプレート(スタッドボルト2本付き)を外しますが、この際にシャックルに上下方向の力が加わっているとシャックルプレートが抜けません。
このためホーシング下にジャッキを掛けて、シャックルに力が掛からないように調整することが必要となるのですが、この作業が出来ない方はシャックルを取り外せない(または無理やり取り外したとしても取り付けが出来ない)ため、ここから先に進めなくなってしまいます。
無事に内側のシャックルを取り外せたら、そのシャックルを外側に移設します。
外側からスタッドボルト付きのシャックルが挿入できたら、内側にシャックルプレートを取り付け、それと抱き合わせるようにスタビエンドブラケットを取り付けます。
続いてスタビライザーバーを最初に取り付けしたベースプレートにマウントします。
この時カマボコブッシュを押し潰しながら固定のボルト・ナットを締め付けなければならないため、少々力とコツが必要となります。
スタビライザーバーのエンドとスタビエンドブラケットを、リンクで接続します。
以上で完了です。
ちなみに割愛しましたが作業スペースを確保するためにスペアタイヤを外しておく必要があります。
鬼門となるのはシャックル取り外しの作業ですが、「シャックルに荷重が掛からないようにするにはどうすればよいのか?」といったイメージがすぐに湧く人であれば、作業をスムーズに進めることができると思います。
逆にそのイメージが湧かない方は、リヤスタビライザーの取付作業はプロに依頼することを勧め致しますm(__)m
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