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2024.11.14 純正形状スプリング組付け作業時の意外な注意点とは?
弊社で発売している純正形状スプリングには「強化スプリング」と「1インチアップスプリング」がありますが、これらのスプリング組付時に注意してもらいたいポイントがあります。
まずは部品構成を確認するために、フロントストラット(ショック&スプリング)を分解した画像がこちらです。(今回問題となるアッパーマウント周辺をアップで写してあります)
そして今回主役となる2部品がこちら。左がスプリングアッパーシートで、右が樹脂ベアリングになります。
主役の紹介を終えたところで組み立ての様子を見て行きましょう。
まずは特殊工具のスプリングコンプレッサを使用して、スプリングを縮めます。
そしてショックアブソーバーに縮めたスプリングをセットします。
スプリングの上にアッパーシートを置きます。
その上に樹脂ベアリングをセットします。
アッパーマウントを取り付けてトップナットを締めて組立て完了です。
さて上の画像のどこかに問題点が写っておりましたが、わかりましたでしょうか?
では解説します。
樹脂ベアリングには下の画像の様な突起があります。
この突起は、スプリングアッパーシート中央の穴に落とし込んで組み付ける必要があります。
ぴったりとはまると、この様に樹脂ベアリングとアッパーシートは密着します。
しかしセンターが少しでもずれていると、このように樹脂ベアリングがアッパーシートに乗り上げた状態となります。
樹脂ベアリングがアッパーシートに乗り上げた状態を真上から見てみると、樹脂ベアリングのセンターとアッパーシートのセンターがずれているのがわかりますでしょうか。
センターが出て突起がちゃんとはまっていると、このように樹脂ベアリングはアッパーシートのど真ん中に来ます。
アッパーシートのセンター穴に樹脂ベアリングがきちんはまっていないと、ステアリングを切った際にショック全体がスムーズに回転しなくなるため、バネ周りから異音が出るといった不具合が発生します。
このミスは意外と起こりがちなので、純正形状スプリングの組み換え作業時には十分ご注意下さい。
追記:上記の文章内では割愛しましたが、キャリイ(DA16T)3型以降およびスーパーキャリイ全車は、下の画像の様に樹脂ベアリングとアッパーマウントの間に金属カラーが入りますので作業を行う際にはご注意ください。
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