Blog 社長ブログ
キャリイ(DA16T) キャリイ(DA63T) サスペンション(スプリング、ショック) スーパーキャリイ(DA16T) ハイゼットトラック(S200P系) ハイゼットトラック(S500P/510P) パーツ ミニキャブトラック/クリッパートラック(U60/U70系) ミニキャブバン/タウンボックス/クリッパーバン(U60/U70系) 技術
2024.11.14 純正形状スプリング組付け作業時の意外な注意点とは?
弊社で発売している純正形状スプリングには「強化スプリング」と「1インチアップスプリング」がありますが、これらのスプリング組付時に注意してもらいたいポイントがあります。
まずは部品構成を確認するために、フロントストラット(ショック&スプリング)を分解した画像がこちらです。(今回問題となるアッパーマウント周辺をアップで写してあります)
そして今回主役となる2部品がこちら。左がスプリングアッパーシートで、右が樹脂ベアリングになります。
主役の紹介を終えたところで組み立ての様子を見て行きましょう。
まずは特殊工具のスプリングコンプレッサを使用して、スプリングを縮めます。
そしてショックアブソーバーに縮めたスプリングをセットします。
スプリングの上にアッパーシートを置きます。
その上に樹脂ベアリングをセットします。
アッパーマウントを取り付けてトップナットを締めて組立て完了です。
さて上の画像のどこかに問題点が写っておりましたが、わかりましたでしょうか?
では解説します。
樹脂ベアリングには下の画像の様な突起があります。
この突起は、スプリングアッパーシート中央の穴に落とし込んで組み付ける必要があります。
ぴったりとはまると、この様に樹脂ベアリングとアッパーシートは密着します。
しかしセンターが少しでもずれていると、このように樹脂ベアリングがアッパーシートに乗り上げた状態となります。
樹脂ベアリングがアッパーシートに乗り上げた状態を真上から見てみると、樹脂ベアリングのセンターとアッパーシートのセンターがずれているのがわかりますでしょうか。
センターが出て突起がちゃんとはまっていると、このように樹脂ベアリングはアッパーシートのど真ん中に来ます。
アッパーシートのセンター穴に樹脂ベアリングがきちんはまっていないと、ステアリングを切った際にショック全体がスムーズに回転しなくなるため、バネ周りから異音が出るといった不具合が発生します。
このミスは意外と起こりがちなので、純正形状スプリングの組み換え作業時には十分ご注意下さい。
キャリイ(DA16T) キャリイ(DA63T) サスペンション(スプリング、ショック) スーパーキャリイ(DA16T) ハイゼットトラック(S200P系) ハイゼットトラック(S500P/510P) パーツ ミニキャブトラック/クリッパートラック(U60/U70系) ミニキャブバン/タウンボックス/クリッパーバン(U60/U70系) 技術
Category
アトレー・ハイゼットカーゴ・デッキバン(S700系)
特売品
中古車情報
テレビ番組
車種
- アトレー・ハイゼットカーゴ・デッキバン(S700系)
- キャリイ(DA16T)
- スーパーキャリイ(DA16T)
- キャリイ(DA63T)
- ハイゼットトラック(S500P/510P)
- ハイゼットトラック(S200P系)
- エブリイ(DA17系)
- エブリイ(DA64系)
- ミニキャブトラック/クリッパートラック(U60/U70系)
- ミニキャブバン/タウンボックス/クリッパーバン(U60/U70系)
- カプチーノ(EA11R/21R)
- 軽キャンピングカー
- 軽トラ全般
パーツ
- ターボ
- スーパーチャージャー
- ECU
- エンジン
- 冷却系
- 駆動系(ミッション、クラッチ、フライホイール)
- 駆動系(LSD)
- 吸気系
- 排気系(マフラー)
- 排気系(EXマニ、フロントパイプ)
- サスペンション
- サスペンション(スプリング、ショック)
- サスペンション(スタビ、その他)
- リフトアップ
- ボディー補強
- ブレーキ
- 外装
- ガード類
- タイヤ、ホイール
- ボディー
- 内装
- シート
- アクセサリ
- 追加メーター
- 電気系
- オーディオ
その他
Monthly Archive
2024年
2023年
2022年
2021年
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2011年
2010年
2009年