EventKトラ・Kカー走行イベント
イベントレポート
2017.06.13【軽トラ】Kトラワールドシリーズ2017 第2戦 イベントレポート
2017年6月11日、愛知県新城市のオートランド作手において『Kトラワールドシリーズ2017 第2戦』が行われました。
東は埼玉、千葉、東京、神奈川などの関東地区から西は広島まで、総勢31台の軽トラがエントリーし、世界一の座を懸けて激走。
2年連続で雨となっているオートランド作手でのイベントですが、今年は皆さんの行いが良かったのか晴天の元での開催となりました。
走行は9時から開始となり、まず1組目はNAビギナークラスやNAエキスパートクラスの車両が出走。
今回は特別ルールでダンプ車両には-3秒のハンディーが与えられました!
2組目はターボSクラスやバン・ワゴンクラスの車両が走行。
バン・ワゴン車が連続で走行する様子はまるでレースの様相。
3本目はNAスーパーエキスパートとターボRクラスの、バカッ速い車たちが登場。
このクラスは超ハイペースでの走りが熱かったです。
さて、パドックではクムホタイヤさんと、ガレージミウラさん(IDI・VITOURタイヤ)が出展してイベントを盛り上げていただきました。
ドリフト走行クラスは5台がエントリー。
グリップの高いドライ路面にもかかわらず、各車豪快な軽トラドリを繰り広げていました。
またこの日は表彰対象外のお試しクラスに4台のマシンが参戦。若者も参加していましたので、今後ぜひともステップアップをしていって欲しいですね~。
各クラスの結果詳細と全車紹介は後日アップしますので、本日のブログでは表彰式の画像と寸評のみご紹介しておきます。
■NAビギナークラス
ダンプハンディ「-3秒」をもらい35.469秒をマークした吉田選手が、開幕戦優勝のSUMIO選手を0.55秒差でかわして優勝しました。激しいスキール音を響かせていた永島選手が3位で続きました。
■NAエキスパートクラス
参加の4台とも36秒台という大混戦。優勝争いは、共に昨年のビギナークラスからステップアップした中川選手とYイチ選手の一騎打ちとなりましたが、36.022秒をマークした中川選手が0.1秒差でYイチ選手を振り切りました。3位にはS510PのKTV選手が続きました。
■NAスーパーエキスパートクラス
開幕戦優勝のシラサギ選手がNAとしては驚異的な34.005というタイムで開幕2連勝を飾りました。2位と3位も34秒台というハイレベルな争いで、スエヨシ選手、A2C選手が続きました。
■ターボSクラス
最遠方の広島から遠征してきたゆっくん選手が34.376で開幕2連勝を飾りました。連勝を阻止しようと必死のパッチで頑張ったGTCP1号選手が2位、3位には今年初参加の駒形選手が続きました。
■ターボRクラス
開幕戦にて0.08秒差で2位となったHIROYUKI509000選手が、32.197のオーバーオールタイムでリベンジを果たし優勝しました。2位にはトップから0.09秒の僅差でShin33選手が続き、開幕優勝のネコまんま選手は3位でフィニッシュとなりました。
■バン・ワゴンNAクラス
1台のエントリーとなりましたが、チキンミウラ選手が作手の軽バンNA歴代ベストを更新する36.529のタイムで優勝に花を添えました。
■バン・ワゴンNAクラス
空気圧6Kのタイヤをバーストさせて作手の山に炸裂音を響かせたGTCP3号選手が、34.456の軽バンターボ過去最高記録をマークして優勝しました。開幕戦優勝のセッシャー森選手は0.3秒届かず2位。3位にはにーにー選手が続きました。
■仮装大賞
エントリー1名となったこのクラスは、「うどん100%選手」が満場一致で優勝を果たしました。
■総評
梅雨時期のオートランド作手開催としては珍しい、終日ドライ路面でのイベントとなりました。多くのクラスでは今年から使用出来るタイヤが変わったため、まだタイヤのチョイスやベストな空気圧などを模索しながら走る人が多かったようです。
NAビギナークラスは当日発表の「ダンプ車両の-3秒ハンディー」が予想以上に?ダンプに有利に働き、非ダンプ車両の皆さんが必死で0.1秒を詰めようと努力する姿には、まったりとした軽トライベントに似合わず思わず胸を熱くさせられました。
お試し走行クラスには若い参加者の方もいらっしゃいました。今後、もっともっと若い参加者さんが増えて行けば良いですね。
さて次回第3戦は来月23日(日)に愛知県蒲郡市のスパ西浦モーターパークで開催されます。例年とは違い、次のイベントまでの間隔が短くなっております。
第3戦ではこれまでの2戦とは違い、高速サーキットでの開催となります。またスパ西浦モーターパークでのタイムトライアルイベントしては、史上初の逆走となります。
スパ西浦モーターパークを軽トラ・軽バンで逆走した人は恐らくいないと思いますので、コース完熟の点では全参加者がイコールコンディションになると言えるでしょう。
参加受付は来週月曜日(6月19日)から始まりますので、まだ第2戦の余韻が抜けきらないとは存じますが、第3戦にエントリー予定の方は次に向けて気持ちを切り替えていただきたいと思います。
最後に参加された皆様、ギャラリーにお越しいただいた皆様、大変お疲れ様でした!
■リザルトはこちらになります。(クリックで拡大します)
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